2013年 03月 05日 ( 1 )

年を取るという事

すっかり寒くなったトロント、最近年を取ることを考えさせられる事が続きました。
現在、私は認知症と診断された92歳の方と週に1回1時間半過ごしています。
昨年2月中旬より、伺うようになりました。
初めは週に3回お会いをしていましたが、8月から週に1回になりました。

昨年2月の時点で話すことは遠い昔の事ばかり、10分で話が終わるので繰り返し聞いてていました。
それでも暖かな日は、一緒に散歩したり、桜の季節には外にでて桜をみたり、建物の中からみえるオンタリオ湖を見たり、軽くエクササイズをしていました。

週に1回になってからは、部屋で一緒に何気ない、お話をするだけになりました。
そのころから、だんだん足が弱くなって歩けなくなって、倒れて怪我をされていることもありました。そのため歩行器を現在は使用しています。足の運動を週に2回30分づつ行っています。
部屋には、彼女の子供達が用意したパズルがテーブルに置いてあります。
昔彼女は、子供達と一緒によくパズルをしたそうです。
パズル以外には、最近では話をするのも面倒なときが多くなって、足も弱くなっています。
現在、話す内容は、昨年の2月に出会ったときよりも記憶が混濁していて、夕飯の話が多くなり、
話し終わって、同じ事をすぐに繰り返しています。『家に帰って自分で好きなようにしたい』ともよく言っています。前は言わなかったことです。『外をボーット見ていたい、それが好きなのよ』と言っています。でも見ながら
寝てばかりいるのは体に悪いですし、痴呆が進んでいるので家に篭りっきりにならないように、プログラムされています。

家のことは近くに住む娘さんが全てやってくれます。
少女時代に何自由なく育った彼女には、それが普通のようです。
食べ物にもこだわらない、人が何をいっても笑顔で対応していました。
だけど友人はほとんどいませんし、彼女の部屋におしゃべりに尋ねてくる人はいません。
周りは彼女が認知症であることを知っています。
彼女の決まり文句は『私は何もできない、どうでもいい』それでも若い頃にドレスメーカーだったそうです。着るものには気を使っています。

娘さんと息子さんは日本語を話さないので、私が認知症の症状を少しでも和らげる為に話に行っています。
今では、子供達のことも、あまり理解はしていないようです。。。。ただ楽しい事だけは、笑顔で反応するので、
楽しい話をしたり、褒めることを仕事中は心がけています。

夫と仕事について話すとき『色々考えさせられるねェ』といっています、そうならないように趣味を持つ、興味を持つことをやめない等?年をとって急にできることではないので今から少しずつ行動するようにしています。

もっとも、こちらの2世の方達は本当に元気です。仕事をする世代の方も運動を意識してする方が多いような気がします。



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by OGASAN2 | 2013-03-05 10:24 | ご挨拶&全体